写すこと
この記事は哲太が書きました。
能面の面打ち職人岩井彩さんの記事を読みました。
「面打ちを習って最初に打つ面は、だいたい皆さん、まずまずだな、いいな、と思われるのですが、それは必ず自分に似ています。人間には自我があるので、個性が出るのです。その個性をいったん消して、どこまでも忠実に写す。自我を消すことが、何よりも大事とされる世界なのです。」(きょうと府民だより平成20年2月号)
テレビで特集されたときの映像がYoutubeに上がっていますので、興味のある方はどうぞ。
ほとんどの能力や技術は、まず写すことから始まります。つまり、他人のやっている真似をする。スポーツなどでは、その真似が上手いかどうかということが、筋がよいことやセンスがあるということと同値であることがしばしばあります。
ところが、芸術の世界では写すということは必ずしも良いこととはされません。
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