理想的コミュニケーションの不可能性について
この記事は哲太が書きました。
自分の言ったことを感じたままに伝えられない。経験的に誰もが思っていることがあります。だから面白い。このコミュニケーションの不可能性について考えました。
1.理想的コミュニケーション
まずは、理想的コミュニケーションとは何か。これについて考えます。先ほどの言葉を繰り返せば、言ったことを感じたままに伝えることができれば理想です。これを解析的にとらえることができるようにしたいです。
発話者は伝えたいことについて”感覚”していることがあります。これを言語化し、相手と共有しているルール、つまり言語的情報に置き換えます。聞き手はこの言語的情報を受け取り、これを”感覚”します。感覚というのはあいまいな言葉ですが、定義は先送りして経験的に認めることにし、この一連の行為をコミュニケーションと呼ぶことにしましょう。
理想的コミュニケーションは、この感覚が全く同じであることであるとしましょう。つまり、聞き手の解釈が完璧に発話者の意図どおりになっていることです。”感覚”を定量化するためにはどうすればよいでしょうか。
これに答えるために、感覚する、認識する、といったような行為を物理的範疇まで引き下げたいと思います。用いるのは、アインシュタインの相対性原理です。
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